こんにちは。台風の到来とともに夏到来!というような季節になってきました。
関西圏で台風が大暴れしなければいいのですが、と思う反面、「一回ぐらい休校にならないかな…」とも考えてしまいますね(笑)
さて、今回は前回のとりあげた花火大会やお祭りなどのイベントに欠かせない「浴衣」をちょっとした工夫できれいに着るコツをご紹介します。
浴衣姿の女の子に幻滅してしまう瞬間って?
この時期になると浴衣を着た女の子が街を歩いているのを見かけますが、普段とは違う装いにやはり男性の皆さんは少なからずドキッとされることでしょう。
私も浴衣をきれいに着こなしている方を見かけると少々ドキッとします。
ですが!浴衣がきれいに着れていないと、逆に幻滅されているかもしれません。幻滅されるのは大きく分けてこの二つ。
・着方を間違えている、崩して着ている
・着崩れを直していない
自分で着付けるときに着方を間違っていたり、せっかく着付けてもらったのに着崩れてどうしたらいいかわからない…というのは少し恥ずかしいですね。
浴衣の基本を押さえよう
自分で浴衣を着るときに、これだけは気を付けたいのが「左前にしない」「襟をはだけすぎない」「おはしょりの形」です
左前、というのは襟の合わせが相手から見て左が前になっている状態のこと。あわせた時に右手が入る方が正しいので覚えておきましょう。
また、襟をはだけて着るスタイルが一部では流行っているようですが、着物は決まった着方で着る方が断然かわいく上品に見えますよ!
「おはしょり」は、普段着物を着ないと耳慣れない言葉ですが、帯の下にちらっと出ている部分です。丈を合わせた時でる余分な部分ですがこれがきれいに出ているのと出ていないのでは着姿がまったく違うので、着るときにしっかり整えておいた方がいいでしょう。
浴衣が着崩れてしまった時は?
浴衣を着崩れしないように着付けるのも大事なのですが、やはり外に出て歩き回ったりしていると気になるときもありますよね。
着崩れした時に一番だらしなく見えるのが襟元です。
襟元が緩んだらまず下の襟を身八つ口(浴衣の袖と身の間の空いているところです)から下に向かって引きます。上の襟は、おはしょりの一番上だけを身って少し引っ張れば直すことができます。
浴衣は少しのコツできれいに着ることができます。でも、着付けでなく着ているときの振る舞いや所作もきれいに着るためには気を付けないといけませんね。少し不便に感じるかもしれませんが、身も心も浴衣美人で夏のイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか?